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投稿者: f-otake 投稿日時: 2011-3-24 10:05:32 (1404 ヒット)
太陽電池を使った無停電電源(サーバー用) 奮闘記

12の問題点を受け下記のように改造しました。
途中経過ですが,3月22日にバッテリーを交換してから今日(4月2日)太陽電池からの充電で動いており、一度も補充電が入っておりません。もっとも1日中雨の日が無かったのですが,それでも交換前は1日1回は補充電が入っていたので、いかにバッテリーが弱っていた事か!!
1:バッテリーのパラを止め直列のみにする。その際バッテリーはなるべく大容量にする。経済的な兼ね合い、在庫の具合などで韓国製のATLASのPT200にしました。本当は210H52にしたかったのですが在庫が無かった。ちなみにPT200は210H52の電流容量が若干少ないものの様です。(値段は同じなのに??)ちなみに色々調べ、ここで買いました。240H52と言うもっと電流容量のある物もあるが、値段が5千円位高い。
2:電池をそれぞれ独立に充電する。直列にした電池のアンバランス解消の為(何でこんなにアンバランスになるのか、様子を見ている)。各電池の充電開始電圧は11.8Vで開始し、13.8Vで止めるように設定しました。現在は(2011年4月2日)アンバランスになっておりません。(まだ一度も補充電が入っていません)
2011/4/4追記 今日初めて補充電源が入りました。
プラス側マイナス側の電池の補充電の開始電圧は同じにしてあるのですが、今日はマイナス側の補充電が入ってもプラス側は1時間半後にやっと入りました。このせいで、現在プラス側とマイナス側がアンバランスになっております。原因は良くわかりませんが、補充電が働いたほうは電圧が上がりますので、OPアンプにかかる電圧が上昇するのが原因かも(定電圧ICを入れて電圧を安定してもいいのですが)。開始電圧の調整が非常にクリチカルなので別々に充電しないほうがいいかも?もう少し様子を見てみます。
3:補充電電流計は止め充電表示ランプにする。充電電流は判っているのでメーターの必要は無い。
4:使用電流用の検出抵抗はマイナス側に入れる。12:問題点参照
5:OPアンプ用の昇圧は止める。12:問題点参照
6:絶縁タイプのDCDCコンバーターは非絶縁タイプ1個にする(私はわざわざ買い変えるのも無いので絶縁タイプを使っている)。つもりでしたが電圧計の最小桁が不安定のため別々にしてある。
改造後の回路図はここをクリックして下さい。制御回路図はここをクリックして下さい。
この下にもう一つの電池がある

















SW電源がかなり熱を持つので、CPU用のヒートシンクを付けてある。
右側の黄色と緑のSWは太陽電池を直列にする手動SW。
見にくいが電圧計の左にそれぞれの充電表示LEDがついている。
表示が消えているデジタル・メータは使用していない。















SBDには銅版を付け放熱している。又、銅版の間にはガラスプリント基板を接着剤で
付け、強度の補強をしている。















SW電源の過電流保護の為に約11A強になる様に、R10と並列に300Ω抵抗を入れる
















裏側に入れた抵抗






















8Pinのソケットは今後作る予定の太陽電池を自動で直列に切り替える回路用の物






















投稿者: f-otake 投稿日時: 2011-3-24 9:17:13 (1176 ヒット)
太陽電池を使った無停電電源(サーバー用) 奮闘記

この記述は順番で行くと一番下ですが、あえて上にしてあります。
稼働後約4年になりましたが、問題点も出てきました。

電池の寿命が悪い。私は以前ハイエースのバン(ディーゼル)を改造して乗っていましたが、その時バッテリーを寒冷地仕様の130F1に変更し10年間交換をしていません。10年目に交換しましたが、それも寿命では無く、10年も使っていたからと交換した次第です。この原因は憶測ですが、大容量のバッテリーにした事により、始動時の大電流が相対的に減り、寿命が長くなったと思っています。つまり寿命に影響の出る、過放電、過充電がなくなっのでは無いかと思います。それ故この無停電電源を作るときわざわざ良くない電池の並列で電流容量を上げる事にしたのですが、結果それが災いしているのかも???
津波の直前(たまたま)に各電池の電圧を調べると直列にしたマイナス側の電池(2個共)が1V以上プラス側の電池より低い電圧で、極端にアンバランスでした。この原因は解かりません。1V以上のアンバランスがあると充電開始電圧を約20V(1年くらい前に変更していた。容量が無くなってくると電池電圧は急激に下がるので、少々低めに設定しても、すぐにその電圧に達するからと、浅はかな考え)にしていたので、このアンバランスを考えるとマイナス側の電池は9V位になっていたと思われます。それで並列を止めプラス側につないでいた2個の電池を直列にした1日運用したら、一方の電池が1V位低い電圧でした。この原因はある時バッテリー液の点検を忘れ、下限値を下回り、セルの金属上部がすれすれで液面上に出ている状態だった電池です。
又,比重系で調べると液が灰色がかっていました(4個とも)。どうも鉛の細かな粒の様ですが??
インターネットを調べると鉛電池は過放電が寿命に対し影響が大きい様で(ここを参照)開放電圧が11.5Vで残存容量が零になるようです。これが原因で寿命を極端に縮めていたようです。早速、補充電開始電圧を23.4Vにしました(電池は交換した、13:改造予定参照)。この電圧は開放電圧が11.86Vで残存が30%とあるので負荷を繋げたままなら(今は約4A)11.7V(X2)位と勝手に決めつけた設定値です。
又,回路を見直した結果、不必要な事をやっていたので列記します。
1:制御回路の電圧を上げる必要は無い。バッテリーの電圧を分圧して測定するので電池の電圧が入力には来ないので、OPアンプの電圧はバッテリーの電圧でかまわない。
2:電流測定用の検出抵抗はマイナス側に入れれば、わざわざ絶縁タイプのDCDCコンバータは必要ない。


投稿者: f-otake 投稿日時: 2011-2-26 17:34:23 (2625 ヒット)

ある時ドメインUを再起動したら、下記のようなエラーが多量に出た。(/var/log/messagesより)
Feb 25 22:21:13 xen1 udevd[552]: add_to_rules: unknown key 'SUBSYSTEMS'
Feb 25 22:21:13 xen1 udevd[552]: add_to_rules: unknown key 'ATTRS{idVendor}'
Feb 25 22:21:13 xen1 udevd[552]: add_to_rules: unknown key 'ATTRS{idProduct}'
Feb 25 22:21:13 xen1 udevd[552]: add_to_rules: unknown key 'SUBSYSTEMS'
Feb 25 22:21:13 xen1 udevd[552]: add_to_rules: unknown key 'ATTRS{bInterfaceClass}'
Feb 25 22:21:13 xen1 udevd[552]: add_to_rules: unknown key 'SUBSYSTEMS'
Feb 25 22:21:13 xen1 udevd[552]: add_to_rules: unknown key 'ATTRS{idVendor}'
Feb 25 22:21:13 xen1 udevd[552]: add_to_rules: unknown key 'ATTRS{idProduct}'

後略
http://blog.livedoor.jp/furikku9310/archives/51970120.htmlを参考にして
# yum provides /etc/udev/rules.d/*.rules|grep .rf
としたら
pcsc-lite-ccid-1.3.10-1.el5.rf.x86_64 : Generic USB CCID smart card reader
pcsc-lite-ccid-1.3.10-1.el5.rf.x86_64 : Generic USB CCID smart card reader

と表示された。スマートカードは使わないので
# yum remove pcsc-lite*
で関連も含め、アンインストールしたら、エラーが出なくなった。
でも数日経ったら、又インストールされていたので同じように消して
/etc/yum.confの[mail]の最後に
exclude=pcsc-lite*
と記入し、yumにより自動でアップデートされない様にして置いた。


投稿者: f-otake 投稿日時: 2011-2-23 18:00:27 (1863 ヒット)

ある時、何気に仮想マシンマネージャーを見ていたら一つのdomUのCPU使用率が何時もより高くなっていた。調べると eggcups というプロセスが走っていて、これがかなり使っていた。eggcupsを調べてみると印刷に使うみたい。印刷を使うことが無いので消去する。(プロセスは通常の終了では出来ないので、強制終了しておいた)
# rpm -qf /usr/bin/eggcups
desktop-printing-0.19-20.2.el5
と表示されたので
# yum remove desktop-printing
でeggcupsを消した。


投稿者: f-otake 投稿日時: 2011-2-12 14:26:00 (1255 ヒット)

ある時、mail boxの制限を10GBに増やし、postfixをrestartすると、
mailbox_size_limit is smaller than message_size_limit
とエラーになった。何回かrestartすると、ごくまれにエラーが出ない事もあったが原因は不明、あるweb( http://tmtm.org/postfix/tutorial/trap.html )にmaildirの環境では上記のエラーは出ないような事が書いてあった。私はmaildirにしているのに,エラーが出る。もちろんmessage_size_limitは50MBにしているので、このエラーは矛盾している。又,OSはcentosの5.5で64bitである。(2GBの壁は無い)そこで
mailbox_size_limit = 9663676416 (9GB)にするとエラーが出なくなった。


投稿者: f-otake 投稿日時: 2011-2-12 10:15:32 (1210 ヒット)

ドメインUはハードウエアーのクロックを持っていないのでエラーが出て当然。
このエラーはブート時に
Press 'I' to entire Interactive startup
のすぐ後に
Cannot access the Hardware Clock via any known method.
と出る。問題ないので、そのままにしている。
本当はどのスクリプトが hwclock(RTC)を見に行っているのか不明なので直せない。
このエラーは前には出なかった。最近バックアップ用のサーバーを作り始めたら出るようになった。運用中のサーバーは滅多にrebootしないから判らない。


投稿者: f-otake 投稿日時: 2011-1-24 19:02:31 (1156 ヒット)

web01のwebdataをリストアしてみます。最初にバックアップの一覧を見ますが、ユーザーをamandabackupで行いますので、ユーザーの変更をした方がやりやすいでしょう
# su - amandabackup
sh-3.2$ cd /backup
←ここにリストアされる。自分の都合のいい所にする
sh-3.2$ amadmin LinuxBackup find ←パスが通っているので/usr/sbinは不要
date host disk lv tape or file file part status
この間省略
2011-01-22 01:30:26 web01 /webdata 0 LinuxBackup-1 1 1/1 OK
2011-01-22 03:05:09 web01 /webdata 1 LinuxBackup-2 1 1/1 OK
2011-01-23 03:05:08 web01 /webdata 1 LinuxBackup-3 2 1/1 OK
2011-01-24 03:05:08 web01 /webdata 2 LinuxBackup-4 1 1/1 OK

最新のバックアップは1月24日で増分、ですので23日の差分ファイル及び22日のフルバックアップデータが要ります。
まず最初にフルバックアップ、差分、増分とリストアをしていきます。
sh-3.2$ amtape LinuxBackup slot 1 ←スロット1のテープをスロットに入れます。
sh-3.2$ amrestore file:/Data/LinuxBackup/slots

Restoring from tape LinuxBackup-1 starting with file 1.
amrestore: 1: restoring split dumpfile: date 20110122013026 host web01 disk /webdata part 1/UNKNOWN lev 0 comp .gz program /sbin/dump
amrestore: 2: restoring split dumpfile: date 20110122013026 host smb disk /home part 1/UNKNOWN lev 0 comp .gz program /sbin/dump
amrestore: 3: restoring split dumpfile: date 20110122013026 host smb disk /Data/download part 1/UNKNOWN lev 0 comp .gz program /sbin/dump
amrestore: 4: restoring split dumpfile: date 20110122013026 host smb disk /var part 1/UNKNOWN lev 0 comp .gz program /sbin/dump
amrestore: 5: restoring split dumpfile: date 20110122013026 host web01 disk /var part 1/UNKNOWN lev 0 comp .gz program /sbin/dump
amrestore: 6: restoring split dumpfile: date 20110122013026 host web01 disk /home part 1/UNKNOWN lev 0 comp .gz program /sbin/dump

実は最初ここで
ERROR: /usr/bin/gzip exited with status 1
とエラーが出ていました。原因は/backupの空き容量が足りませんでした。空き容量は5.7GBあったのですが、リストアされるデータが16GB以上あり、途中で空き容量が無くなりエラーになっていました。
次に23日の差分をリストアします。
sh-3.2$ amtape LinuxBackup slot 3 ←スロット3のテープをスロットに入れます。
sh-3.2$ amrestore file:/Data/LinuxBackup/slots
Restoring from tape LinuxBackup-3 starting with file 1.
amrestore: 1: restoring split dumpfile: date 20110123030508 host smb disk /home part 1/UNKNOWN lev 0 comp .gz program /sbin/dump
amrestore: 2: restoring split dumpfile: date 20110123030508 host web01 disk /webdata part 1/UNKNOWN lev 1 comp .gz program /sbin/dump
amrestore: 3: restoring split dumpfile: date 20110123030508 host web01 disk /home part 1/UNKNOWN lev 0 comp .gz program /sbin/dump
amrestore: 4: restoring split dumpfile: date 20110123030508 host smb disk /Data/download part 1/UNKNOWN lev 0 comp .gz program /sbin/dump
amrestore: 5: restoring split dumpfile: date 20110123030508 host web01 disk /var part 1/UNKNOWN lev 0 comp .gz program /sbin/dump
amrestore: 6: restoring split dumpfile: date 20110123030508 host smb disk /var part 1/UNKNOWN lev 0 comp .gz program /sbin/dump

最後に24日の増分をリストアします。
sh-3.2$ amtape LinuxBackup slot 4 ←スロット4のテープをスロットに入れます。
sh-3.2$ amrestore file:/Data/LinuxBackup/slots
Restoring from tape LinuxBackup-4 starting with file 1.
amrestore: 1: restoring split dumpfile: date 20110124030508 host web01 disk /webdata part 1/UNKNOWN lev 2 comp .gz program /sbin/dump
amrestore: 2: restoring split dumpfile: date 20110124030508 host smb disk /home part 1/UNKNOWN lev 0 comp .gz program /sbin/dump
amrestore: 3: restoring split dumpfile: date 20110124030508 host smb disk /Data/download part 1/UNKNOWN lev 0 comp .gz program /sbin/dump
amrestore: 4: restoring split dumpfile: date 20110124030508 host web01 disk /var part 1/UNKNOWN lev 0 comp .gz program /sbin/dump
amrestore: 5: restoring split dumpfile: date 20110124030508 host smb disk /var part 1/UNKNOWN lev 0 comp .gz program /sbin/dump
amrestore: 6: restoring split dumpfile: date 20110124030508 host web01 disk /home part 1/UNKNOWN lev 0 comp .gz program /sbin/dump

sh-3.2$ exit
ここで/backupを見てみると/webdataの分は
web01._webdata.20110122013026.0.0000001
web01._webdata.20110123030508.1.0000001
web01._webdata.20110124030508.2.0000001
の3つのファイルが作成されているので、
# cd /backup
# mkdir webdata && cd webdata
# restore -rf ../web01._webdata.20110122013026.0.0000001
# restore -rf ../web01._webdata.20110123030508.1.0000001
# restore -rf ../web01._webdata.20110124030508.2.0000001

とすると /backup/webdataの中にバックアップされたファイルやディレクトリーがあります。


投稿者: f-otake 投稿日時: 2011-1-24 13:31:45 (2241 ヒット)

インストールする前に以前のホルダーが残っておりますので、/var/lib/amandaをフォルダーごと消去しておきます。その後
# rpm -Uvh amanda-backup_server-3.2.1-1.rhel6.x86_64.rpm
amanda-backup_clientのインストールは必要ありません。
xinetの設定ファイルは自動でインストールされ、デフォルトにままで構いませんが、ファイル名がamandaserverになっております。
/var/lib/amanda/.amandahostsは左辺をサーバー名、ドメイン に変更します。
smb root amindexd amidxtaped
smb amandabackup amdump
smb.kinryokai.net root amindexd amidxtaped
smb.kinryokai.net amandabackup amdump

次にレポートに使う名前を決め、ここではLinuxBackupとしましたので、フォルダーを作ります。
# mkdir /etc/amanda/LinuxBackup
次にamanda.confをコピーします。
# cp /var/lib/amanda/example/amanda.conf /etc/amanda/LinuxBackup
このファイルを下記のように変更します。
org "LinuxBackup" # your organization name for reports
mailto "root" # space separated list of operators at your site
dumpuser "amandabackup" # the user to run dumps under
dumpcycle 7 days # the number of days in the normal
← 間違いの為:7 weekから7 daysに変更 2011/02/02
runspercycle 7 # the number of amdump runs in dumpcycle days
tapecycle 15 tapes # the number of tapes in rotation

tapedev "file:/Data/LinuxBackup/slots" # tape changer or device to use
tapetype DISK # what kind of tape it is (see tapetypes below)
tpchanger "chg-disk"
changerfile "/etc/amanda/LinuxBackup/changer" # amalabelの為必要
labelstr "^LinuxBackup-[0-9][0-9]*$" # label constraint regex: all tapes must match

holdingdisk hd1 {
comment "main holding disk"
directory "/backup/holding" # where the holding disk is
}

infofile "/etc/amanda/LinuxBackup/curinfo" # database DIRECTORY
logdir "/etc/amanda/LinuxBackup/logs" # log directory
indexdir "/etc/amanda/LinuxBackup/index" # index directory
tapelist "/etc/amanda/LinuxBackup/tapelist" # list of used tapes

define tapetype DISK {
length 100Gb
}

define dumptype dump-comp {
auth "bsdtcp"
compress client fast
}

この設定で一週間ごとにフルバックアップが行われ、テープの数は15本つまり2週間プラス1本で、どんな時でもフルバックアップ及びその差分または増分が2週間分出来ます。DISKの設定容量は全サーバーのフルバックアップの合計分より多くしておきます。圧縮はバックアップされる側で行います。
/Data/LinuxBackup/slotsの中にあるslot番号のフォルダーの中にバックアップされたファイルが数字.サーバー名._ファイル名.数字形式で保存され、最後の数字の意味は0=フルバックアップ、1=差分バックアップ、2=増分バックアップ、3=増分バックアップからの差分となります。フルバックアップか差分・増分かの判断はamandaが自動でするようです。私の場合は(3日間のみの結果ですが)358MBでも常にフルバックアップになり、14GBの内27.4MBでは差分、さらに+27.1MB(つまり計算では54.5MBの差分になると27.1MBの増分になりました。(いずれも圧縮後の容量)
上記のlogディレクトリー等をを作りますが、logs以外(curinfo,index,tapelist)は後で自動で作成されます。
# mkdir /etc/amanda/LinuxBackup/logs
# chown -R amandabackup:disk /etc/amanda
# mkdir -p /backup/holding
# chown -R amandabackup:disk /backup

amanda.confのtapedevで指定したディレクトリーを作ります
# mkdir -p /Data/LinuxBackup/slots
# chown -R amandabackup:disk /Data/LinuxBackup

スロットの中にテープを作ってラベルを振ります。
# su - amandabackup
sh-3.2$ cd /Data/LinuxBackup/slots
sh-3.2$ mkdir slot{1..15}
←15個のテープ分としてディレクトリーを作る。
sh-3.2$ for ((i=1; $i<=15; i++)); do /usr/sbin/amlabel LinuxBackup LinuxBackup-$i slot $i; done ←各スロットにラベルを付ける
この時/Data/LinuxBackup/slotsの中にdataというディレクトリがリンクとして自動的に作られます。
sh-3.2$ /usr/sbin/amtape LinuxBackup show ←各スロットの情報を見る
slot 15: date X label LinuxBackup-15
slot 1: date X label LinuxBackup-1
slot 2: date X label LinuxBackup-2
slot 3: date X label LinuxBackup-3
slot 4: date X label LinuxBackup-4

以下省略。これをするとスロットに入っている仮想テープが変わりますので、必ず元のテープに戻しておく事。
sh-3.2$ /usr/sbin/amtape LinuxBackup reset ←テープをリセットする。1番がスロットに入る
又は
sh-3.2$ /usr/sbin/amtape LinuxBackup slot 番号
←番号のテープがスロットに入る。
# ある時これをすると下記のエラーが出ました。
ERROR: Malformed response from changer -info: 1
原因は解らないのですが
sh-3.2$ /usr/sbin/amtape LinuxBackup reset
をするとエラーは無くなりましたがslot1のテープが入りますので、/Data/LinuxBackup/slots/Dataのリンク先を調べそのslotを入れるようにします。
sh-3.2$ exit
もし、エラーなどが出てslotを消去しラベルを振り直すことがありますが、既に一度ラベルを作っているのでエラーが出ます。その際は amalabelに -f を付けます。
例:sh-3.2$ for ((i=1; $i<=15; i++)); do /usr/sbin/amlabel -f LinuxBackup LinuxBackup-$i slot $i; done
バックアップするディレクトリーなどは /etc/amanda/LinuxBackup/disklistに記入します。
web01 /home dump-comp
web01 /var dump-comp
web01 /webdata dump-comp
smb /var dump-comp
smb /dev/xvdb1 dump-comp

smbホストの所を訂正(2011/02/02)。前はここに/Data/download dump-compの様な設定がありましたが、これは間違い。dumpアプリケーションは、唯一全体のファイルシステムを処理する。サブディレクトリをdumpすることはできない。 http://wiki.zmanda.jp/index.php/Dump_returned_1を参照
ちなみに上記の/var,/webdata等はLVMを使い単独のLVを使っていますので、エラーは出ません。間違っていた時は
2011-01-22 01:30:26 smb /Data/download 0 0 -1/-1 FAILED (dumper) [dump (7650) /sbin/dump returned 1]
の様なエラーが出ていた。
書式はサーバー名 ディレクトリー ダンプタイプですがここに指定してあるdump-compはamanda.confに指定してあるものです。又,smbホストはxenを使っていて、/ のディスクは xvdb1 です。
(/etc/fstabの抜粋 /dev/xvdb1 / ext3 defaults 1 1)
作成したら
# chown -R amandabackup:disk /etc/amanda
でオーナーを指定して下さい。
いよいよテストです。
# su amandabackup -c "/usr/sbin/amcheck LinuxBackup"
前は省略しています
Amanda Backup Client Hosts Check
--------------------------------
Client check: 2 hosts checked in 6.497 seconds. 0 problems found.

(brought to you by Amanda 3.2.1)

の様に 0 problems found.と表示されたらOKです。
もしエラーが出たら/Data/LinuxBackup/slots以下を消去し、テープを作りなおしますが、amalabel に -f を付けるの忘れないように。
私は設定ミスで
Amanda Backup Client Hosts Check
--------------------------------
WARNING: web01: selfcheck request failed: Connection refused
WARNING: smb: selfcheck request failed: Connection refused
Client check: 2 hosts checked in 10.214 seconds. 2 problems found.

とエラーが出ましたが、これはlocal LAN内にDNSが無くこのサーバーの /etc/hosts にこのサーバー自身とweb01ホストのIPを設定していないのが原因でした。
OKであれば最初のバックアップを実行しますが、バックアップの量で時間がかかります。
# su amandabackup -c "/usr/sbin/amdump LinuxBackup"
バックアップの確認は
# su amandabackup -c "/usr/sbin/amadmin LinuxBackup find"

date host disk lv tape or file file part status
2011-02-02 19:44:22 smb /dev/xvdb1 0 LinuxBackup-1 4 1/1 OK
2011-02-02 19:44:22 smb /var 0 LinuxBackup-1 1 1/1 OK
2011-02-02 19:44:22 web01 /home 0 LinuxBackup-1 2 1/1 OK
2011-02-02 19:44:22 web01 /var 0 LinuxBackup-1 3 1/1 OK
2011-02-02 19:44:22 web01 /webdata 0 LinuxBackup-1 5 1/1 OK

この表示のlvの数字が 0=フルバックアップ、1=差分、2=増分です、3=2からの差分
いよいよcrontab(/etc/cron.d/amanda)に組み込みます
5 3 * * * amandabackup /usr/sbin/amdump LinuxBackup
これは 分 時間 日 月 曜日 コマンドを実行するユーザ名 コマンドのフルパス になっております。
その際、もしサーバーごとに違った設定をする時は
/etc/amandaの下にサーバー名のディレクトリーを作り、そこにサーバー毎のamanda.confを置き、crontabの記入時に /usr/sbin/amdump サーバー名として保存する。わたしは全て同じ設定でしたのでやっていません。


投稿者: f-otake 投稿日時: 2011-1-24 11:23:43 (1353 ヒット)

amandaがxinetを使うので事前にインストールする必要があると思いますが、私の場合はインストール済みでした。
amanda-backup_client-3.2.1-1.rhel6.x86_64.rpmをバックアップされる側の全てのサーバーにインストールしますが、以前と違い、amanda server自身へのインストールはいりません。
# rpm -Uvh amanda-backup_client-3.2.1-1.rhel6.x86_64.rpm
インストールに成功したら、設定をしていきますが、必要なファイルは2つだけで、しかも一つは確認だけです。
/etc/xinetd.d/amandaclientsが下記のようになっていると事を確認します。
# default: on
#
# description: The Amanda backup client should be enabled for systems
# which will be backed up by an Amanda backup server.

service amanda
{
disable = no
flags = IPv4
socket_type = stream
protocol = tcp
wait = no
user = amandabackup
group = disk
groups = yes
server = /usr/libexec/amanda/amandad
server_args = -auth=bsdtcp amdump
}

もう一つの設定ファイルである/var/lib/amanda/.amandahostsを作っていきます。これはバックアップサーバーのホスト名、サーバー側のバックアップするユーザ名、バックアップコマンドを記述したファイルで
smb amandabackup amdump
smb.kinryokai.net amandabackup amdump

としました。(SMBはサーバーのホスト名、kinryokai.netはドメイン名)
# cmown -R amandabackup:disk /var/lib/amanda
# chmod 600 /var/lib/amanda/.amandahosts

として完了です。この設定ではデフォルトのbsdtcpでバックアップされるので、暗号化はされませんが、閉じたネットワークですので問題ないと思います。


投稿者: f-otake 投稿日時: 2011-1-24 11:15:02 (1137 ヒット)

参考:Software Design 2011年1月号
始めに全てのサーバーからインストール済みのamandaをアンインストールする。
# yum remove amanda*
アンインストールパッケージを確認して
Is this ok [y/N]: y
これを全てのサーバーに付いて行う。
新しいプログラムは http://www.zamanda.com/download-amanda.php より行う。アクセスするとバージョンを選ぶ所があるのでRelease 3.2.1を選ぶと、表の中にRedhat Enterprise 5.0の中に
amanda-backup_client-3.2.1-1.rhel6.x86_64.rpmと
amanda-backup_server-3.2.1-1.rhel6.x86_64.rpmがあるのでダウンロードしておく。


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